rel="canonical"

rel=”canonical”タグは、GoogleYahoo!、Microsftがサポートを発表しています。
※対応が完了しているのはおそらくGoogleだけ。Yahoo!は、2009年2月の時点で数か月以内とのこと。
少し遅れて、Askもサポートすることをアナウンスしました。

重複URLを解消するために、rel=”canonical”タグは非常に簡単に実装できるのが特徴です。
しかし、今すぐにどうしても使わなければならないというものではありません。

仕組みと働き、注意点を踏まえたうえで利用しましょう。
不安があるなら、完全に普及するのを待つのも選択肢です。

今更ながら…こんな要素追加されてたんですね…へぇー。

なんか301リダイレクトとほぼ同じようなもののようですが、確かにサーバの権限がない場合などには重宝しそうな技術です。
特に無料ブログなんかはソースに直接書き込もうにもうまくいかないんですよねー…なんでかしら。
そういったときはhtaccessを使って301とかを指定するんでしょうけど、大概のCMSはそこまでフリーアクセスではありません。

でも、これにより新たなブラックハット?(スパム)が増えるかもしれないなぁーと懸念しています。

鈴木さんのブログから引用したとってもわかりやすいQ&A

Q: ドメインを超えて機能するか?
A: すでに説明したように、同じドメインの中だけで適用される。

Q: サブドメイン間では機能するか?
A: サブドメインをまたぐことはできる。たとえば、zeta.zappos.comのrel=”canonical”としてwww.zappos.comを指定可能。

Q: httpをhttpsの正規化URLとして指示できるか?
A: 同じドメインであれば、問題なし。少なくともGoogleはこの目的での利用を認めている。

Q: 301リダイレクトとの違いは?
A: 非常によく似ているけれど、rel=”canonical”は301が使えない状況でも使える。301リダイレクトと同等の処理を行うが、rel=”canonical”タグは301と違ってドメインをまたげないという点が、決定的に異なる。

Q: 各ページは一語一句、同一でなければならないのか?
A: 少しくらいの違いは許容される。たとえば、ショッピングサイトで商品を値段の高いほうから並べたのと、安いほうから並べたのは、厳密には違っているけれど、内容は同じ。
しかし、まったくコンテンツの異なるページを指定することは認めない。つまりPageRankを渡す目的での不正利用はできない。
同一である必要はないけれど、類似している必要はある。

Q: 相対URLも絶対URLも使えるのか?
A: どちちらも使えるけれど、エラーを減らすために絶対URLを使うことを強く推奨する。
※相対URLは、「/abc/xyz.html」のように現在のディレクトリを基準としたURL、絶対URLは「http: //www.exzample.com/abc/xyz.html」のようにhttp://から始まるURL。相対URLは、ページの配置場所によって rel=”canonical”での指定先ページのURLも変化してしまう。

Q: rel=”canonical”のチェーン接続は可能か?
※例:ページAでページBを指定 ⇒ ページBでページCを指定
A: できるけど、やめたほうがいい。最終到達地点のURLを直接指定するようにする(上の例なら、ページA ⇒ ページC)。やったら墓穴を掘る危険もある。

Q: 404ページを指していた場合、無限ループを生じていた場合、クロールされていないページを指していた場合、Webマスターツールでのwwwあり・wwwなしの設定と食い違っていた場合は?
A: 検索エンジンが合理的だと判断したように処理する。

これに、よるとドメイン外へのエフェクトは無効化されそうな雰囲気ですが
サブドメインはOKとな…
だとしたら、サブドメインを使える無料ブログサービス…例えばFC2ブログ等はゴミサイトを量産して、全てのページのジュースを他のブログのトップに集約させたりも可能?いや、ディレクトリ構成のブログであれ、一つのディレクトリに全部集約させたりもOKですよね。

どちらにしろ、無料ブログサービスを使ったジュース配達スパムが横行しそうな予感…
ちょっと試しに自分がやってみようかな…と思うのでした。