コンクリートのお勉強

混和材料についてのわが国での公的な定義は,JIS A0203(コンクリート用語)に「セメント、水、骨材以外の材料で、コンクリートなどに特別の性質を与えるために、打込みを行う前までに必要に応じて加える材料。」と定められています。しかし、JISに制定されている混和材料の関連規格は実はたいへん少ないのです。


お隣さんの既にリタイアライフを満喫しているおじさんが
毎日の様にセメントをこねくり回して、庭のいたるところをセメントで補強しています。

マン菅と管業にはよくコンクリートに関する問題が登場します。
私みたいに土木とは無縁の人からしたら、セメントとコンクリートって同じようなものだと思っていました。
しかし、これらは全く別の素材です。ここにモルタルなんかが加わってきたら本当に違いがわからなくなってきますorz

そこで簡単に説明している文章がこれ


セメントペースト・セメントミルク:セメント+水(+混和剤)
モルタル:セメント+砂(直径5mmまでの砂利)+水(+混和剤)
コンクリート:セメント+砂+砂利(建築では20〜25mm以下で5mm以上)+水+混和剤(調味料みたいなもの)

セメント:水と反応して固まります。何で固まるのかは全部解明されていません。固まる過程で収縮します(ひび割れが出来ます)。
砂・砂利:増量材ですがそれ以外の効能があります。
混和剤:コンクリートの耐久性や強度・硬化の速度・性状を決定する重要な役目をします。最近脇役から主役に抜擢されつつあります。


コンクリートは一般に、セメント、水及び混和材料からなる…的な問題が出てくると「混和材料」という自体から骨材とか砂・砂利を総称してこんな言い方するのかなーとおも思いがちですが、混和材料とはこれらとは全く別のコンクリートモルタルの性質を改善させ且つ、新しい特性を付与する材料の総称。
「AE剤」「減水剤」「フライアッシュ」なんかがあるようです。
具体的にどんな効果があるのかというと、耐久性をあげたり、加工しやすくしたり、水酸化カルシウムの流出を防いだりなどなど…

コンクリートの組成にはあと「空隙(くうげき)」という言葉も登場しますが、空隙ってなに?という人はこちら…

:胸部から陰部にかけて裂け目が現われる奇病。食事、排泄などの日常生活に何ら支障はない。驚くべきことに、妊娠すら可能なこの奇病の原理は、全く不明。食物がどのような経緯をたどって消化されるのか、また、胎児がどこから来るのか、現在も様々な議論がなされるが、未だどれも推測の域を出ない。ストレスが原因とされる。