界壁の遮音性

透過損失とは、入射音のエネルギーと透過音のエネルギーの比で、常用対数の10倍で示す音の遮音効果をあらわすことを言います。


界壁(集合住宅の住戸と住戸の境目)の遮音性能を数値で表す「透過損失」
日常生活において経験があるでしょうが、普通低い音ほど音が抜けやすいですよね。
横の部屋の住人がウーハーで音楽を流している場合さほど音量が高くなくても、我慢できないほど聞こえてきますが、横の住人が甲高い声でセックスしていても残念ながらあまり声等は聞こえてきません…

ですのでこの透過損失は 低い周波数の音(ヘルツ)ほど低く表示されます。
透過損失の値が大きいほど遮音効果に優れ、窓、壁、扉などの遮音性能を測るのに用いられています。

昔、音楽をやっていたときどうにか防音部屋を作ろうとホームセンターで材料探しに四苦八苦した思い出がありますがこちらを見てみると
http://www.ne.jp/asahi/shiga/home/MyRoom/roomacoustics.html
やはり石膏ボードが性能いいみたいですね。

当時は、鉄と石膏ボードでものすごく悩んだんですが鉄ってむちゃくちゃ高いんですよねー。
それに比べ石膏ボードは安い!
これから、部屋で大きな音を立てようとしてて壁をDIY化しようとしている人は石膏ボード等で補強するといいと思います。
さらにグラスウール等により吸音もしちゃうとさらに防音効果が高まるのではないでしょうか。

うちのオフィスは個室ではなく、ただ敷居で仕切っただけの会議スペースがあるんですが、周りを吸音材で囲んでいるだけにも関わらず周辺にほとんど声等が聞こえません。
吸音って不思議ですよね。。。