国民年金の保険料後納期間を10年に延長

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今まで未納になった分の国民年金は2年間経過してしまうと、もう後から追納することはできませんでしたが
その納付期間を10年に延長しようという動きがあるようです。

2年以上未納期間がある人は嬉しい事ではないでしょうか。

ただ、、、10年前の未納保険料を今払うとするとそれまでの利息が加算されてなんと…360万円払う事になるとか。

そういえば基礎年金は金融商品としては非常に有利な商品であるから、未加入の人、払わない人はとっても損をしていると言われていますが実際にどのくらい有利なのか計算したことがありますか?

二十歳から満額(40年間)支払うとして(H29に固定される保険料16,900円で計算)大体811万円払う事になります。
もちろん積み立てている間も運用益が加算されていなければいけないので実際は811万円よりちょっと多くのお金が返ってきてようやく儲けた事になります。

例えばこの811万円を代わりに銀行の預金を使って積み立てたとします
(利率2% 複利 の定期預金を利用するとする)そしたら40年後には約1241万円になります


年金は現在65歳から受取れると言われていますが、今若い人達が貰う頃には70歳からしか受取れなくなるだろうとも言われています。
ですがここでは一応65歳から受取るとして、60歳〜65歳までの間もそのまま銀行で運用させます(=1371万円)

この積み立てたお金を現在の年金支給額で取崩していくと何年間もつかを計算してみると
(現在の年金支給額:792,100円)…一応取り崩している間も運用させたいので定期より流動性が高く普通預金より金利が高いとされるMRF(利率0.5%)に元本を移動させます。
そうすると約19年で底をつくことになるようです。

だとすると、84歳より長く生きれば年金制度を利用した方が得、それより早く死んでしまったら銀行で運用させたりした方が得?

っと安易に考えてたんですが、よく考えたら保険料を払うときも受給するときも税の控除を受けれるし(結果的に所得増)、一応年金制度はインフレにも対応しているという事なのでそういうリスクもヘッジできます。

年金はこのまま制度維持が出来たらなかなかお得な金融商品という事は間違いないので、払える人は払っておいた方がいい??