いじめダメ！絶対！

インターネットの生放送システムを利用し、自分がリストカット（手首等をカッターなどの刃物で傷つける自傷行為）している様子を放送したとして、一人の女性が話題になっている。この女性は動画を共有して発信できる『ニコニコ動画』の生放送システムを使用し、自分のリストカット映像を放送したのだという。

あらら・・・

今日、ガジェット系ニュースサイトがこぞってとりあげていましたね。
とても悲しい出来事です。

実はこういった事は今にはじまったことではないようです。

色々ユーザー間のやり取りを見ていると、ニコニコ生放送では特定のユーザーに対して何百人というユーザーが徒党を組んでいっせいに誹謗中傷を繰り返す「いじめ」が日常茶飯事に行なわれているという。
それに業を煮やし、配信活動を辞めて行く配信者もかなりの数にのぼっているらしい。
どういったいじめが行なわれているのか最近確認した例をあげるならば、女子中学生がしている放送をうつしたパソコン画面に向かって糞尿や精液を浴びせる行為をカメラで撮影して仲間のユーザー同士で自慰にふけるといったものなどがあるようだ。
標的にされた放送主はかなりの精神的なダメージを受けているとのこと。

社会経験も豊富な大人の配信者は、現実でもよくあることだとして配信から綺麗さっぱり足を洗ってこの様な嫌な出来事も忘れられるのだろうが、まだ人生経験の乏しい今回の様な小中高生の配信者は心に負う傷は深そうだ。

このニュースの様な悲惨な出来事に至るまで、事態を放置し続けてきたニコニコ生放送の運営会社はどう考えているのだろうか？
今後の対応に注目したい。

女性がリストカットを図る直前の動画
首謀者と目される男性に集団リンチをやめてくれるよう懇願する瞬間らしい