身内のり

日本テレビ番組は芸能人のキャラクターを知らないと笑えないものばかり。番組自体がおもしろいわけじゃない。芸能人のキャラクターという予備知識があってはじめて楽しめる番組ばかりで、何がなんだかわからない」(ドイツ人男性)


livedoorニュースに上記のニュース「外国人が日本のテレビ番組をつまらないと思うワケ」が投稿されており、目から鱗でした。

自分はもう彼是8年以上テレビをまともに見ていません。

その理由は海外に1年ぐらい遊びに行って日本に帰ってきたら全くテレビの話題についていけなかったからなんです…
仲の良さそうなお友達同士が遊んでいるのをマジックミラーごしに見せられている感じ?そんな印象を受けたんです。

辛抱強くそれらの遊戯を観察すれば、どのお友達がどういう性格でどういう事が好きなのかという情報を蓄積でき、いつかはその遊戯を見ているだけでハッピーな気持ちになれたんでしょうが当時はインターネット等の隆盛時期でそんな無駄な時間をすごすよりそっちに好奇心が向いてしまいテレビとお友達になることを怠ってきたんです。

しかし、こういった日本のテレビに見られる身内のりを楽しむ文化は何もテレビだけじゃないような気がするんです。

自分はインターネット動画配信サイトを閲覧するのが好きです。

最近は暇さえあればニコニコ生放送で色々な配信を巡回しています。
しかし、その時いつも感じるのがやはりこの身内のりな感じ

初めていくチャンネルには、配信者とリスナーさんの間で積み重ねた絆やルールが存在していてその予備知識がないまま会話に突入すると、内容が理解できないどころか下手すればその場の人達を不快にさせかねないような空気が漂っています。
他にも、ニコ生はたまに○○選手権といったユーザーイベントが行なわれており、その中で日夜、配信者同士の美しさや面白さ、力量が比較されているようで
そういう放送を毎回何千人もの人が楽しみながら議論に参加しているのだが、その手のイベントは膨大な情報量を要するため、それらを他の方と同じ様に楽しもうと思えば、最初にお友達になり損ねたテレビ以上に体力と時間を浪費する気がしないでもない。


ところが、同じくライブチャットサイトでも海外のものだとちょっと違う感じを受ける事が多いんです。
米の配信サイトustreamもちょこちょこのぞいているんです。
ここだと、適当に入ったチャンネル内で半裸の女性が日本刀を振り回しながらHIPHOPを熱唱しているという様なとても分かりやすいショーをやっている事が多いです。

ただ、言葉が分からないだけに親密な関係を気づこうと企んでいる配信を無意識に添削できているだけなのかもしれませんが、外人さんはやっぱり誰もが楽しめるようなキャッチーな事をすることが多いような気がします。

どっちがいいというような事は人ぞれぞれの価値観が決める事でしょうが

テレビやインターネット…ちょっとしたところで明確な国民性の違いを感じ取れてとても愉快です。