電話番を雇うべき?

「若手社員の皆さん 頼むから電話に出てくれ」が、ネット上で話題になっている。若手社員が出るべきなのか、それとも、そんな考え方はもはや古いのか。


これは結構面白い記事でした。読んでいない方は是非読んでみてください。


確かに僕も新人の頃、先輩方に電話は新人が真っ先にとるようにして、先輩にとらせるのは失礼に値すると教えられました。

当時自分も電話はあまり得意ではなかった為、この記事に登場する新人さんと同じようにどうせ上司や先輩方に代わるように言われるのに何で自分が最初にとらないといけないのか!?または、最初から各部署につながるようなシステムにすべきじゃないのか?電話番専門の人を雇うべきではないのか!?…そもそも、新人なんだから電話先の人に名に聞かれてもまともに応えられないじゃないか!
と思っていたんです。

そして、当時の上司達の言い分はこの記事に書かれているものと同じく、新人に経験を積ませる為だとか雑用は新人の役目だというようなものでした。

でもぶっちゃけ、お客さん側からしても無知で不慣れな人間が毎回最初に出るより、電話対応専門の人間か、担当者につながったほうが絶対いいはずなんです…

自分は大概調べ物は極力ネットや本で自分で調べて問題を解決するのですが、時間も無くてすぐに専門家の直の声で説明してほしい!と思う時だけに電話を使用するんですね、だから余計そう思っていたのかもしれません。


そういう風に納得がいかないまま、自分にも少しずつ後輩や部下が出来始め自分が最初に電話をとることがなくなったときに気づき始めたんです。
…やっぱりめんどくさかっただけだったんだと。


セールスマンやクレーマーのファイアーウォールになってくれる新人さん達への感謝の気持ちを忘れないようにしたい。
正直いうと、技術者やその他普段の実務で人とコミュニケーションをとる機会のない方々にまで電話番を押し付けるようなのはやっぱりおかしいですよね…
でも日本の多くの職場では本業と電話役は兼務するのがデフォです。