年金より生活保護の方が2倍ぐらい得

 老齢加算の廃止を巡っては、全国8地裁で同様の訴訟が起こされているが、判決は今回が初めて。

 訴えていたのは、足立区や青梅市などに住む73?84歳の男女各6人。原告らは生活保護の本体部分となる基準生活費(月額約7万5000円)に加え、月額約1万8000円の老齢加算を受け取っていたが、厚生労働省は2004年以降、老齢加算を段階的に減額し、06年4月に全廃した。


今日のニュースで上記の様なニュースが…とってもまともな判決が出て正直ホッとしました。
新聞等では、判決結果にうな垂れる原告らの写真が載せられていました。
正直複雑な気分でした。

ところで老人の生活保護ってどのくらいもらっているのでしょうか?
http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1169656.html
によると…


生活保護の基準額】(地域により額に違いあり)
高齢単身世帯 65才の場合 月額 78036円です
              (年額936432円)
別途家賃実費月額46000円まで支給(年額552000円)
医療も介護もすべて無料。 タクシーで通院すれば
タクシー代も別途給付。

国民年金額】(平成14年度年額)
満額=年間804,200円
医療も介護も自己負担有り。

国は年金と生活保護は趣旨が違うので比べられない、と言い逃れしますが、40年間保険料を納めた人間より踏み倒し続けて適当に生きてきた人間の方が毎月受け取るお金が多いのは事実。

上記国民年金は毎月欠かさず480ヶ月払い続けた人の額ですから…そう思うとなんと理不尽なと思ってしまいますよね。

まぁ、サラリーマンの人とか、公務員の人は更に2階建ての部分もありますのでこれに100万以上積み上げられる人が多いかと思いますが…
それにしろ、老齢加算を含めない概算支給額が年に150万円以上だという事には…年金をきちんと納めている人は納得がいかないのではないでしょうか。

なんて正直者が馬鹿を見る世の中なんでしょうか。