ブログのあり方

ブログにシラケた善良な消費者

いわゆる店長日記系のブログは,ネットビジネスを展開する者にとっては,「出口商品」に誘導するための重要な「入口商品」です。
資格試験業界では講師ブログが,店長日記系に属します。

でも店長日記系は,もろもろの原因が重なって,善良な消費者をシラケさせてます。


迷物講師さんはとても大好きで尊敬する人なんですが、今回のネットビジネス講座に関しては少々違和感がありました。

昨今のインターネット上のブログの惨状について、とくとくと物申しておられましたが…結局ブログって誰が何の為に書いているのか?という観点にだいぶずれを感じました。
SEO目的のいわゆる「くそブログ」(このブログみたいなのw)や、ワードサラダに代表されるスパムブログ、アフィリエイター、素人によるメディアを参照した二次情報(このブログみたいなのw)によってインターネットを利用する消費者は少なからず、その便益を害されているかもしれません。
しかし、これらを憂いた迷物講師さんの分析も結局はアフィリエイター同様、ネットで金儲けしようとする人達と同じ立場からしか消費者を見ていないんだと感じるのでした。

店長日記系のブログなんて見たいユーザーなんてほとんどいないし、辿り着きたいとも思っていない。
自分から売り込んでくるような連中にお金を落としたくないと思っている人もたくさんいるでしょう。
そんなものより、SEO業者がおざなりに更新し続けるくだらない情報の方を有益に感じる人もいるだろうし、説得力のない二次情報の勝手な分析の方が為になる人だっている。
自分の勝手な価値観でブログにレッテルを貼っていくのは
消費者としても大きなお世話だし、どうかと思ったのでしたー。

それはそうと、迷物先生の著作物が最近とある宅建講師のブログで乱用されているという事を知り調べてみると…
とんでもない人もいるものですね。

なんの注釈も解説も加えず、迷物先生の文章をそのままコピペするだけのエントリーで一日ブログを50回ほど更新している宅建講師がいました。
しかも、そのエントリーの間、間に自信の4万円相当のDVDセットの宣伝をいれるところもなかなかうまい!
しかも、しかも、検索エンジン的には無料ブログのドメインの力なのか…偽物のコンテンツの方が評価が高いという…
なんとも理不尽な。