三点リーダー大杉な件

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自分も含めてネットのブログなどやけに「…」が多いように思えてきます。
最近では小説など活字を生業としている人たちもそういった傾向が現れているらしいですが、「…」というのはきちんと適材適所で使われているのらいいと思いますが単なる語彙の貧困さによるところが多い場合が多いような気がします。

自分が使う時がそうだからです…てへ
書いた文章にもう1エッセンス言葉を添えたいと思ってもその言葉が思いつかないものだから「…」の持つ限りなく読み手まかせな雰囲気作りの手法で逃げてしまっているのです(自分がね…てへ)

なんでこういう風になってきたかを簡単に自己分析してみると、やはり活字離れが一番の原因ではないでしょうか?
ちょっと前ですとテレビ、今では動画ツールなどの拡大などによる視覚より聴覚で物を考えることが増えてきた点。こういった事は語彙の貧困化はもちろんですがそれ以上に大局的理解力をも失わせているような気がします。
活字で物事を理解するというのは相当な集中力を必要とします。

一定の文節まで読み終えるためには文字からあらゆることを想像する作業と、膨大な記憶力を必要とします。
そういった作業を行ううちに話の一端、一端を記憶しながら物事を全体として見る能力が養われていると思います。

自分はこういった能力を失っているせいか普段から恥ずかしいことに人が話している内容の本質をいまいち理解できなかったり、書類などの読解力の低下、しまいには自分が書く文章が支離滅裂ということがおきていることに気がつきます。
自分で文章を書いていて、途中で何を書きたかったか忘れたときには本当に焦りました。もうだめかと、死ぬのかと。
って、ことで意図的に今後からは「…」を封印していこうと思います。

「…」を使わないぞ!と思って色々文章を書いてみたんですが、びっくりするほど自分が「…」に依存していた事を実感しました。
何かにつけ「…」を使おうとしてしまいます………………………ほら